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プロフィール


時本さなえは初期バロックからロマン派、そしてバルトークを​レパートリーとしているヴァイオリン奏者である。モダンヴァイオリンだけでなくバロックヴァイオリンにも取り組んでいることと、ハンガリーへ留学した体験が、レパートリーの礎になっている。

生まれは鳥取市。三歳からヴァイオリンを始め、神戸山手女子高校音楽科、大阪教育大学芸術専攻音楽コースで学ぶ。

在学中には学内オーデションを経てコンチェルトのソリストを務めた(ブルッフヴァイオリン協奏曲)。

同大学大学院芸術文化専攻音楽表現コースで修士論文のテーマをバッハのシャコンヌとし、その際古楽奏法に出会う。

2007年~2008年、ハンガリー国立リスト音楽院で学ぶ。

特にバルトーク作品の魅力に感銘を受け、その音楽が生まれた土地の空気や言語、文化的な背景を感じることで、音楽への理解がいっそう深まるということを体験した。

在学中はリサイタルを開き、またカルテットメンバーとして「ブダペスト春の音楽祭」に出演した。

帰国後は渡邊慶子氏の元でバロックヴァイオリンを始めるとともに、関西でのオーケストラやカルテットでの音楽活動を再開する。

帰国コンサートの折、共演を依頼したことがきっかけでピアノ奏者の吉久夏子氏とデュオやトリオで共演を重ねている。

また、バルトーク作品の共演を機に、ピアノ奏者の村上優氏とも共演を重ね、2011年にはインドネシア、ジョグジャカルタでの室内楽フェスティバルでゲスト出演をし、同時にマスタークラスを開いた。

2012年以降、度々渡欧しS・クイケン氏の教えを受ける。2016年には氏主催の「ラ プティットバンド サマーアカデミー」でコンチェルトのソリストを務めた。

また、E.オノフリ氏やA.ベイエ氏、L.v.ダール氏らの指導も受ける。

これまでに古楽器アンサンブルやソロバロックヴァイオリンでの演奏で活動しており、2016年6月にはスペイン、Tuiにある大聖堂にてソロリサイタルを、2017年1月には大阪にてチェンバロ奏者の京谷政樹氏とのデュオリサイタルを開いた。

2019年はファーストアルバム『バロックの闇と光を見つめて~音の先へ~』の発表と、記念リサイタルを鳥取と神戸で開いた。

 

2021年も、ソロコンサート、室内楽コンサート、オーケストラ、ピアノ教室でのゲスト演奏(ピアノの生徒さん達とのアンサンブル)、音楽祭でのリサイタル開催などを予定している。

地元鳥取でも定期的に演奏活動をしており、「ときもとさんちのコンサート」は2018年9月の公演で6回目の開催となった。

第9回高槻音楽コンクール一般の部 第2位

第12回大阪国際コンクールアーリーミュージック部門 第3位

​主に関西での演奏活動と後進の指導にあたっている。

​日本クラシック音楽コンクール審査員。